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足の付け根が膨らむのは脱腸?鼠径ヘルニアは何科に行くべき?

足の付け根が膨らむのは脱腸?鼠径ヘルニアは何科に行くべき?

鼠径ヘルニア(脱腸)は比較的よく見られる病気ですが、初めて症状が現れた方の多くは、どの診療科を受診すればよいのか迷われます。
鼠径ヘルニアが疑われる場合に受診すべき診療科や、早めの受診が必要な症状についてわかりやすく解説します。

■鼠径ヘルニアとは?
鼠径ヘルニアとは、お腹の中の腸や脂肪組織などが腹壁の弱くなった部分から飛び出してしまう病気です。
主に次のような症状が見られます。
・足の付け根(鼠径部)が膨らむ
・立った時や力んだ時に膨らみが目立つ
・横になると膨らみが引っ込む
・違和感や重だるさを感じる
・長時間歩くと張った感じがする
初期には痛みがないことも多いため、「様子を見よう」と考える方も少なくありません。

■鼠径ヘルニアは何科を受診すればよい?
基本的には「外科」を受診しましょう
鼠径ヘルニアは手術による治療が基本となるため、まずは外科を受診することをおすすめします。
特に次の診療科が対応しています。
・外科
・消化器外科
医療機関によって名称は異なりますが、外科系診療科で診察を受ければ問題ありません。

■整形外科や泌尿器科ではだめ?
症状によっては別の病気のことも
足の付け根の症状には、鼠径ヘルニア以外にもさまざまな病気があります。
・整形外科領域
・股関節疾患
・筋肉や腱の損傷
・腰椎疾患による痛み
・泌尿器科領域
・陰のう水腫
・精巣疾患
そのため、症状だけでは判断が難しい場合もあります。
しかし、足の付け根の膨らみが出たり引っ込んだりする場合は、まず鼠径ヘルニアを疑い、外科を受診するとスムーズです。

■どのような検査をするの?
多くの場合、診察だけで診断できます。
医師が立位や横になった状態で鼠径部を確認し、膨らみの状態を診察します。
必要に応じて
・超音波検査(エコー)
・CT検査
などを行い、診断を確定します。

■次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・膨らみが徐々に大きくなっている
・違和感や痛みがある
・日常生活に支障が出ている
・咳や力みで膨らみが出る
鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、時間とともに大きくなることがあります。

■緊急受診が必要な症状
以下の症状が現れた場合は、嵌頓(かんとん)の可能性があります。
・膨らみが引っ込まない
・強い痛みがある
・吐き気や嘔吐がある
・お腹が張る
・発熱を伴う
嵌頓とは、飛び出した腸が戻らなくなり血流障害を起こす状態です。
緊急手術が必要になる場合があるため、速やかに医療機関を受診してください。

佐田病院では鼠径ヘルニア診療を行っており、鼠径ヘルニアに対する診察から手術まで一貫して対応しております。

「足の付け根の膨らみが気になる」
「脱腸かもしれない」
「手術が必要か相談したい」

という方は、お気軽にご相談ください。

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